仕事を辞める時の話③

仕事について

おはようございます、いっちーです!(^^)!

悲しいお話になってきているこの続き、

まだまだ悲しくなりそうです;つД`)w

ではつづきどうぞ、、、

『仕事を辞める時の話』の振り返り記事はこちら

仕事を辞める時の話①

仕事を辞める時の話②


同期と励ましあいながら1カ月研修は終了。

飛込面談、アンケート回収はノルマ達成できずそのまま継続業務となりました。(*_*)

その後、2週間の研修が研修施設で行われました。

内容はご想像にお任せします、、、、

というと面白くないので

ネットで似たような記事を探しました、、、、ありましたw

絶対あると思いました。

おそらくこれは前職の研修体験者の記事です。

もし違っても、研修内容はほぼ同じなので興味のある方は見てみてください。

11日間のブラック研修を経験した新卒社員(23)の体験談 「同期が過呼吸で搬送された」「頭は冷静なのに涙が止まらない」 | キャリコネニュース (careerconnection.jp)

この時の40キロ歩行が私たちの時はなく、

代わりに東日本大震災の被災地へ復興援助という名目で連れていかれました。

行った先は、その当時勤めていた会社が建てたお客様のお家でした。

当時、TV画面でしか知らない状況を目の前で見せられ、言葉を失うこともしばしば、

当時街中だった場所には建物の基礎部分しかなく、道は泥まみれ、行く先々でごみが道下手に寄せられて悪臭を放ってました。おそらく流されてきたであろう錆びた車が何台も積み重なっており、ある広場に固めて山のように積み上げられておりました。

正直、戦時中の白黒写真を見せられている感覚になりました。

研修で行った先は、あるお施主様のお宅で、

その家だけは建物が津波に流されず残っておりました。

当時勤めていた会社の売りは、

『高耐久構造の建物』でしたので、

正直その建物以外はほぼ残っていなかったため、

うちの会社の建物はすごいな、という印象でした。

しかし津波にさらされれば、建物が残っていても被害は相当なものでした。

建物は斜めに傾いており、外壁は傷と泥だらけ、

内部は泥水と、漂流物で汚れてしまっており、

運よく流れていかなかった家財が床の上に転がっている状況でした。

今回人数が多いため、建物外部の清掃活動を行うということで、

一輪車やスコップを使い、ごみの移動や、敷地内の片づけ、

周辺のごみの分別等を行いましたが、終わらない、、、

100人前後の人数できましたが作業量が追い付かない、

約2~3時間の作業しかできなかったのもありますが、

30度前後の真夏日の中、漂流物しかない場所での作業はかなり重労働でした。

片付けの最中、どこかの家庭の写真立てが転がっていて、

ガラスが割れていましたがまだ写真が挟まっていました。

お父さんと娘さんが映っていました。

写真の半分はちぎれていて、おそらく家族写真だったのではないかと、、、

かなり印象に残っています。

正直研修で来る場所ではなかったと思います。

被災地に、何の役にも立たない人間が、

ぞろぞろと集まってゴミをひろって、飯食ってトイレして、、、

作業しながら何とも言えない脱力感がありました。

こんなんでいいのかな、、、人生間違ったかな、、、

でも最後に、

その施主さんと挨拶した際に泣いて感謝の言葉を言われ

「この会社はいい会社だ!」と思ってしまいました。

良くない傾向です。

後で思い返すと、少し洗脳じみてます、、、

研修最後には私も親への手紙を書かされました。

泣いてる子もいました。

私も少し泣きました。

この時は

「この会社で頑張るんだ!」

そんな頭になってました。。。((+_+))

研修後、初任給を持って親へ挨拶しに行くようにと休みが与えられ、

両親に初任給で買ったお箸と研修で書いた手紙を持って帰郷

泣いて感謝の意を伝え、

「いい会社に入ったね」と両親に褒めちぎられ

帰ってから感想文を提出。研修終了。

はい、もうやめようなんて思ってなかったですね、

人それぞれ感じ方が違うかもしれませんが、

私は辞めれなかった、辞めようと思えなかった、、

④へ続く~

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